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~インデックスファンドでほったらかし投資~その11:個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)に入ってみた

投稿日:2017年5月2日 更新日:

個人型確定拠出年金に入ってみました

 公務員も入れるようになった個人型確定拠出年金ですが、この制度の大きな
特徴は、掛け金が全額所得控除になる点だと思います。

 公務員は月額5,000~12,000円を積み立てすることが可能です。
会社員は上限が23000円,自営業の方は上限が68000円です。
ただ、開設当初は初期費用として2,777円を国民年金基金連合会に入れて、
その他に毎月口座管理手数料などが167円と、証券会社の管理運営費がかかり
ますので、3,000円~3,200円が初月にかかります。
ですから、たとえば、公務員の方で12,000円を入れても、最初に積立に反映
される額は、12,000円から3000~3200円を引いた額になります。

 積立金が間違っているわけではなく、初月は誰でもこれくらい引かれるので、
積立額が少なくなります。

 また、ある一定額以上を積み立てると、取扱い証券会社がかける手数料を
無料にする機関もあります。

 SBI証券などは50万円以上積み立てると、毎月の自社分の管理料が無料に
なります。ただし、国民年金連合会への103円と事務委託先金融機関の64円
は毎月かかってしまうので、ここはどうしようもない固定費です。
その他でも、手数料を優遇する会社があるので、チェックしてみましょう。

 僕も入ってみましたが、特に投資と明確に変わるとは思いませんでした。
もちろん、システムやら違いますし、取扱い銘柄はめちゃめちゃ少ないです。

 中には、手数料とりすぎだろうっていう証券会社もあって、情報不足の人
をカモにしている印象さえあります。

 僕が選んだ会社は比較的良心的なんじゃないか?と思います。

 現在は1月分の積立しかできていないのですが、ひとまず、積立が始まって
よかったと思います。

そもそもiDeCo(イデコ)ってなに?

 まず、iDeCoって名前は公募で選ばれました。厚生労働省のページに載っていました
ので、一部抜粋します。

===ここから===

 英語表記の individual-type Defined Contribution pension planの単語の一部から構成され、個人型確定拠出年金をうまく表している。

また、「i」には「私」という意味が込められており、自分で運用する年金の特徴を捉えていること。

・「イデコ」は親しみやすい響きで、小文字と大文字の交互の組合せが、スタイリッシュでおしゃれな印象を与えること。

===ここまで===

参考URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000136983.html

こんな感じです。

 制度の内容なのですが、先にも書いたとおり、毎月積み立てて、積立金を運用
します。

 そして、積立金は全額所得控除となりますので、多くの人の場合、所得税および
住民税の税率は10%ほどだと思いますので、積立金の10%が減税される感じです。

 少し、おおまかすぎる説明かもしれませんが、だいたいこんなもんです。

 具体的に言うと、たとえば、年間30万円積み立てられる人がいたならば、所得控除額
は30万円全額が所得控除となり、そのおかげで税金は所得税および住民税それぞれ
で3万円ほど安くなる、という わけなので、合計で6万円の減税。こんな感じです。

 ですが、コレだけの減税措置を用意しているので、当然デメリットもあります。

 実は、60歳まで一円も引き出せません。

 ですから、長期投資の視点で、運用する必要がありますし、60歳までに株の比率を
十分に下げて、リスクをうまくコントロールするようにしましょう。

 取り扱う銘柄については、株や債権の投資信託や、定期預金があります。

 このあたりの、メリットとデメリットについては、次回の記事で解説したいと
思います。

 ではでは!

追伸:
この制度は控除も魅力なのですが、国民年金と違って、自分がかけたお金が
自分に返ってくることが良いところだと思っています。
国民年金も自分がかけたお金が戻ってくるような制度にすれば良いんです
けどね。。。じゃないと、若年層の世代がどんどん不利になるばかりで、かわいそう
です。

-お金, 投資

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